Godspeedポータル
https://portal.godspeed.chat/dashboard#/
作成したシナリオのアップデートやデバッグ、ボットの詳細な設定などを行うためのサイトです。
サイトにある各項目の説明
トップページ
①追加: シナリオの新規追加を行います。
②シナリオの名前: クリックすると、ボットの設定やシナリオアセットへ遷移するURLなどが管理されているページへ移ります。
上記項目②からの遷移先
①名前:シナリオの名前です。
②説明:シナリオの説明を記述する項目です。
③シナリオファイルを開く: シナリオファイルをスプレッドシートで開きます。
④辞書ファイルを開く: 辞書ファイルをスプレッドシートで開きます。
⑤ ③と④が格納されているフォルダを開きます。
⑥対話エンジン名: ボットの設定などを管理するページに遷移します。
⑦シナリオを適用する: 記述したシナリオをボットに反映します。エラーがある場合、シナリオは適用されず、アップデートメッセージにエラーが表示されます。
⑧シナリオデバッガを開く: 記述したシナリオを確認できる「シナリオデバッガ」が開きます。
⑨メンバーの名前です。
⑩メンバーのメールアドレスです。
a.メンバーの権限の「admin」「write」を変更できます。 「admin」…Godspeedポータルの全ての機能が使えます。 「write」…シナリオデバッガが開けない、メンバーが追加できないなど、機能が制限されます。
b.メンバーを追加できます。
c.シナリオを削除します。
上記項目⑥からの遷移先
①ボットの名前を変更できます。
②ボットの説明を記述できます。
③エンジンバージョンを変更できます。
④シナリオデバッガを開けます。
⑤シナリオの更新ができます。
⑥下記の項目についての各種設定の変更ができます。
⑦シークレットキー機能を使用するか選べます。
⑧シナリオデバッガに入力するシークレットキーです。
⑨シナリオの削除が行えます。
⑥「設定」からの各種項目の意味について
シナリオアップデート権限
write権限ユーザのシナリオアップデート権限を設定します。
ステージ
ボットに反映させるシナリオを管理するための値です。ここで設定した値と、シナリオシートの「ステージ」列に記述された値をもとに、ボットがどの用例を読み込むかが決定されます。
具体的には次の条件を満たすとき、その用例がボットに反映されます。
用例のステージ ≧ ボットのステージ
例えば、ステージに 1 を設定した場合、シナリオシートのステージ列に記述された値が 1 以上の行のみボットに反映され、ステージ列が 0 以下や空白の行は無視されます。
Note: ステージは、プロジェクト内で複数のボットを管理したい場合に有効です。例えば、ポータルにて、一般公開するボット(production)のステージを 1、開発用(staging)のボットのステージを 0 のように設定しておきます。シナリオシートにおいて、一般公開するボット(production)には反映させずに、開発用(staging)にのみ反映させて動作を確認したい用例には、その行のステージ列を 0 にします。開発用(staging)で動作を確認して問題がなければ、その対話のステージ列を 1 に変更します。
スコアしきい値
ユーザの入力発話に類似するユーザ発話のヒットのしやすさを決めるための値です。
スコアしきい値を低めに設定するとシナリオに定義したユーザ発話がヒットしやすくなります。高めに設定するとユーザ発話がヒットしにくくなり、ボットはデフォルト発話を多く返答するようになります。
応答の正確性よりも、ユーザからのさまざまな入力内容に反応したい場合は、スコアしきい値を低めに設定します。逆に、応答の正確性を重視する場合は、スコアしきい値を高めに設定します。
推奨値は 0.52 です。
Threshold of many small talk
コマンド many_small_talk を呼び出すためのしきい値です。 ユーザの発話回数がこの値を超えると、Godspeed はコマンド many_small_talk を呼び出します。
Threshold of many resolved no
コマンド many_resolved_no を呼び出すためのしきい値です。 コマンド resolved_no の呼び出し回数がこの値を超えると、Godspeed はコマンド many_resolved_no を呼び出します。
Threshold of many default responded
コマンド many_default_responded を呼び出すためのしきい値です。 コマンド default の呼び出し回数がこの値を超えると、Godspeed はコマンド many_default_responded を呼び出します。 Note: コマンドの詳細は コマンド をご参照ください。