ここでは、シナリオシートの8つの列の役割について解説します。
A列 ステージ
ステージは、ボットに反映させるシナリオを管理するための値です。
ボットのステージ設定 ≦ シナリオのステージ列
という条件を満たすと、そのシナリオはボットに反映されます。
例えば、ポータル画面でステージの設定が「1」になっているボットは、シナリオシートのステージ列が1以上に設定してある行のみを反映します。
注意点
・ステージ列に何も入力されていない(空白の)シナリオは、0として扱われます。
・ステージの値には、半角数字を使用して下さい。全角や数字以外の文字を入力したシナリオは、どのボットにも反映されません。
・2行以上に渡ってシナリオを書いた場合は、それら全てのステージの値が同じでないとエラーが発生します。
ステージの便利な使い方
ステージをうまく活用すると、
「staging」 (シナリオを作成するメンバーのみが利用する開発用のボット)
「production」 (一般公開するボット)
の2つのボットを作成し、先に内部での挙動を確認する段階を踏まえてから一般公開orアップデートをする、といったことができます。
例えば、ポータルにて、ステージングボットのステージ設定を 0、 本番ボットのステージ設定を 1 のように設定しておきます。
ステージング環境
ボットのシナリオ設定0≦ シナリオのステージ列 0,1…OK
本番環境
ボットのシナリオ設定1≦シナリオのステージ列 1…OK 0…NG
シナリオシートにおいて、本番ボットには反映させずにステージングボットにのみ反映させて動作を確認したい箇所は、その行のステージ列を 0 にします。
ステージング環境でボットの動作を確認して問題がなければ、その行のステージ列を 1 に変更します。